安全に取りきるために。
力加減にあまり左右されない、ライン出しを駆使する。
手球フリーです。
それほど大変そうな配置でもなく、球なりでもこの4球なら問題なさそうですが、安全に取りきるために、工夫をします。
④番をサイドポケットに入れるとして、③番へのポジションの台形の枠がイメージ出来ていると、逆算して②番→③番、①番→②番へイメージが出来やすいと思います。
一番単純な、①番ストップで、②番へのフリ方距離が難しくないかを現場へ行って確かめます。
大丈夫そうですが、弱いショットは、ヨレも気になるし、
若干距離もあるし、ちょびっと薄い気がします。
少し近づけたいし、気持ち厚くしたいです。
ここに出せれば最高でしょう。
しかし力加減を間違うと、転がりすぎたときは②番にまっすぐ、なんてことも起こり兼ねます。
まっすぐではないですが、もしこんなになったら、
③番は左下のコーナーポケットに狙うかもしくは、
これでは④番を右下のコーナーポケットに狙わないといけません。
なので、ここは安全にライン出しを使ってみます。
こんな感じで1クッション入れると、②番への厚みに向かって転がります。
①番へのフリもフリ過ぎても出せないので、クッションから②番の厚みに向かうようなフリ、この場合は厚みの角度が15度ぐらいをイメージしています。
多少強くても、②番に近づくだけで角度は変わらないので、安全だと言えます。
ライン出しでは無いですが、ラインに平行に近い感じで出す方が、ラインを横切るネクストより安全と言えます。
ここでは④番までしかありませんが、ネクストがある場合は、④番へのフリも考えなければなりません。
と、言うように出来るだけ安全に取りきるには、入れやすいポケットに、ラインを横切らないようなリスクの少ない出し方、ショットスピードがある程度一定に安定するような組み立てを、めざす!