Twitterで見たkeiさんからの出題で面白そうだったので、実際テーブルで転がしてみました、その配置です。
穴前システムが使える場面です。
フリーボールで穴前の⑦番からの取りきり配置です。
⑦番から⑧番へのポジションは、穴前1/2システムを使った取り方です。
⑦番の厚みに対して、手球の延長線が右の長クッションの上から1つ目のポイントにあります。
厚み1/2で押し回転がかからないように自然回転でバタバタさせて、クッションから少し離れるようにポジションします。
捻りなしです。
⑦番から⑧番へ、⑨番に順フリにするのは難しいと判断したため、逆フリにしています。
⑧番→⑨番は、撞点2タップ下で1タップ左です。⑧番が穴から2ポイントも離れているのでハードショットでもイレは堅くいきたいです。
たくさん走らせるので左下マキシマムでもいいと思いますが、走らせすぎて⑨番に近すぎにならないように加減します。
⑨番出しが土手にならなければ、取りきり安心ですね。
もう一つは、反対のフリで1/2システムの応用で、今度は押し回転でスクラッチを回避し(自然回転だとスクラッチします)、右長クッションの上から3ポイント付近へ転がします。
右捻りが入ると、⑧番へのポジションが薄くなるので注意です。
ハードショットで⑧番を入れることに気を使うし、⑨番へのポジションも狭いので、⑧番→⑨番のショットさえクリアすれば、意外に再現性のある取り方だと言えます。
穴前システムは、フリーボールの時だけでなく、いろんな場面でも応用が利くので、穴前の球、得意になっちゃいましょう。