穴前から、厚み1/4で自然回転で転がした時に手球の行方を明確にしたシステム。
1/4の厚みの基本となる形。
イメージポイントから手球を結ぶ、エイミングラインの延長は、左下のコーナーポケットで、自然回転で転がすと、3ポイント、上に移動する。
長クッションに入れるバージョンは、かなり安心できる確率でポジション出来る。
次の球がセンターポイントにある場合や、左下の長クッションの2ポイント目にある場合は、このパターンで安心して出せる。
次に、
エイミングラインの延長線上が1ポイント上の場合、短クッションに向けて1ポイント+短クッションから2ポイント上がるので、左下長クッションの真ん中2ポイント目に向かって転がる。
説明が分かりづらいと思いますが、ミラーシステム的な感じで、厚み1/4のときは3ポイント動くと覚えてもらうといいと思います。
次に、
2ポイント目からの1/4の自然回転で転がすと、下に2ポイント+上に1ポイント=左下長クッションの下から1ポイントに向かって転がります。
次は、
3ポイント目から1/4の自然回転で転がすと3ポイント下に行くので、左下のコーナーポケットに向かって転がります。
押しが入るとスクラッチせずに長クッション0.5辺りに来ます。
4ポイント目、サイドポケットからは検証していませんが、長クッションから短クッションに一度入ると思いますので、このシステムは成り立たないかもしれません。
次に縦に狙う場合、
①番を穴前、手球を長クッション際、①番と手球は同じ高さにセットして、厚み1/4の自然回転で転がす。
図の距離で構えると、正確な厚みに入りづらいので、手球は2ポイント以内がよさそうです。
理論上は、3ポイント移動するのでセンターポイントとサイドポケットの丁度あいだを通ります。
手球を1ポイント右へ。
さらに1ポイント右へ
今回の検証では、上の2点が一番再現性が低かったです。
まず、手球置く場所が、非常に距離がある事と、それにより、1/4の厚みに正確に当てられないという事と、短クッションの穴前のコンディションが立っていて跳ね返りが不規則であったという事です。
最後に、
これも先ほどの2点ほどではないものの今回のコンディション的に再現力が低かったですが、大体の目安にはなるかとおもいます。
サイドポケット付近のイレの難しい球に当てるときに使えそうです。
なかなかポケットの真ん中に先球が残っていることはないと思いますが、応用がきくので、押し球で出すとか、半タップ順をいれるとか、自分に合ったシステムを開拓していってください。