ライン出しを駆使する①の続きの思考。
手球フリーから考えて頂きたい。
④⑤⑥が近いので、細かな力加減、フリを間違うとめんどくさくなりそうな配置。
ここも逆算で、⑧⑨はセット球。
⑦番だけが上にいるので、⑥番へのポジションは、順フリ確定。
⑤番から⑥番へは、シュートラインを横切るので、ノークッションだと力加減が難しいので、1クッション入れると間違いが最小限で済む。
ただし、まっすぐになった場合は穴ぶりする前に、ストップさせたらイケるのか確認。
細かなポジションだが、⑤番へのフリをどのぐらい付けると⑥番へ出しやすいかを、④番をショットする前に確認しておく事。
④→⑤は、横に出すよりは、しっかりソフトに引くショットの方が、⑤番のシュートラインを通り過ぎにくい!
⑤番→⑥番だけラインを横切る取り方。
⑤番にまっすぐになって直引きすると、引き過ぎ、引けなさすぎの心配があるので、充分なフリをつくる。
力加減のしやすい、優しく転がすショットを選択したい。
⑦番は、順フリにすると、⑧番のシュートラインをラインをまたぐし、手球の転がす距離が多くなると危険が増すので、この場合は、手球センター出しで、⑧番へは逆フリのライン出しを使う。
⑦番は、撞点1タップ下、半タップ右のナチュラルな90度分離に近いソフトショット。
クッションに対しての順ひねりは良く走るので注意したい。
⑧番のシュートラインに入ってくる。
撞点が芯に近いと、ソフトショットの場合引き回転がほぐれて押し回転に変わるので、先球に到達するまでに引き回転を残したいために、1タップ下、半タップ右を選択しています。
強すぎはライン出しを台無しにしてしまうので、2クッション目から緩やかにセンターに向かうように、転がるショットをする。
⑧番もソフトショットで半タップ下で。
⑨番は、90度分離だとスクラッチするコースを転がるので、1タップ上で力まずショットする。
ライン出しとは、力加減に左右されにくく、安全にフリも確定する便利で使い勝手の良い技術なのです。
特にメンタル消費が節約できます。
ソフトショットは、ストロークもキューを出すし、遠い球では使いづらい一面もあるけれど、先球に優しいショットなので、慣れると薄い球で走らせたくない時などによく使うので、大変重宝します。