リカバリーショット

アマチュアの試合とか普段のセットマッチで、9ボールでラックを組むときに、①ボールは1番上、②ボールは1番下に、⑨番は真ん中に置きます。

⑧番は⑨番の下に置くと、ブレイク後の配置で⑧番がフット側のクッション際でコーナーポケットから2~3ポイントぐらいの位置で⑨番との良い関係になるということは、皆さん分かっていると思いますが。

最後の詰めの⑧番ダシの時に、近づけ過ぎてフリが薄くなった時のリカバリーとして、薄いけど絶対入れないといけないこの場面の、カットの練習です。

角度で言うと、60度ぐらいのカットの練習です。手球は図の位置です。練習では⑧番はフット側の長クッションから、3コ浮きです。コーナーポケットから、2.5ポイントの位置です。

 

 

本来なら下の図のグリーンの枠エリアからポジションするのが正解ですが、ポジションミスからのショットです。

撞点は、上の半タップ右ぐらいで、切らずに「スーッ」と出す感じです。第1クッションから直角にバタバタするイメージです。

上の撞点ですのでトビよりカーブが出やすいのでトビのみこしは少なめでいいと思います。撞点も半タップは多いかもしれません。2㎜ぐらい右でいいかなと思います。

 

 

慣れるまでは難しいショットですので、ビリヤード場に行ったときは、まず毎回これからするようにしていました。

そのうち慣れてきますので普通に入れられるようになります。

いかにシュートできる許容範囲を広げるか、リカバーできる配置を増やすかを頭の片隅に入れておくことです。

 

これより薄いと、かなり難しいです。イレもありますが、自分の確率との駆け引きで、セーフティ狙いもありです。⑧番は右の短クッションの真ん中あたり、手球は左の短クッションの方へ短短で分けるといいでしょう。

 

 

上の図の場合、なぜ右の撞点を使うかというと⑨番から離れないようにするためです。

 

キューや人によっては膨らまないように芯の押し球だけで出るかもしれません。

 

⑧番の位置がクッションから離れると、まっすぐに近い厚めのポジションが⑨番へのアプローチが楽になってきますので、⑧番へのシュートラインの後ろから手球をどこに出すのがベストなのかをイメージしてみてください。

 

⑧番クッション際の場合は、⑨番が土手撞きになるので、まっすぐは✖です。

 

 

クッション際の⑧番へは、まっすぐより少しフリがほしい。

 

 

⑨番へのポジションは、下の図のグリーンの枠の中が、安全エリアでしょうか。

割と広いですね。

 

 

上の図は土手とセンターのボール1つ分のゾーンは外してあります。グリーンの枠の中から⑨番へのショットも練習しておくと安心です。

 

 

⑧番出しミスのリカバーで得点力アップです!

⑧番、⑨番だけのポジション&シュート練習もかなり有効だと思います。

得点率、マスワリ率、取りきり率が確実に上がります。

楽しんでください。

-ビリヤード

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