ナインボールブレイクで、ランダムラックでは使えませんが、ブレイクからゲーム攻略できる配置です。
上手くウイングの④番をコーナーポケットへ。
撞点は、真横左1タップで左サイドから①番へまっすぐに当てるつもりで、①番の右へは絶対に行かないように気を付けて75%ぐらいの力加減でコントロールブレイクをしています。
左ひねりを入れると手球のトビやカーブが難しくはなりますが、①番の走りが良くなるのと②番がヘッド側へ来やすくなるので、やっていない方は是非試してみてください。
この加減でのブレイクで、よく失敗するのが①番サイドポケットの角で①番の行方がイマイチになったパターン。
フット方面へ行く時と、
センターからヘッド側へ向かうパターン。
どちらも手球が手前(ヘッド側)の短クッション方向へ行ってしまうと取り出しが厳しいので、センター付近に手球を残すことが大事。
弱い引きブレイクだと手球がヘッド側短クッションの方へ来やすい。
次に、
①番が長クッションからコーナーポケットへ入るパターン。
①番は、サイドにも高確率で入る。
これはよくあるというか、このラックで言うと、④番と①番は、ポケットインを狙いに行く。
そして②番をヘッド側からセンター付近までコントロールする。
①番を残す時は、コンディションがつかめていない時、ブレイクでの球の散らばりが予測できない時などです。
慣れた台なら、ウイングボールと①番は狙うべき!
取り出し可能で残り7球ならマスワリ率もあがる。
ついでのパターンで3個インの場合。
この図で⑥番がサイドへ向かう。
時々入るので、59やジャパンをするなら、⑥番と⑤番の位置を入れ替えて⑤番サイドとか、知識があればチャンスが多くなる。
ちなみにサイドブレイクを右からする人は、全ての配置を左右反転して配置すれば同じことであります。
もうひとつ、4個イン。
②番と⑦番が接触して②番が④番と同じポケットへ入るパターンもある。
④番と②番が同じコーナーポケットへ入るのはよくある事。
この図で言う右下のコーナーポケット付近は、④番②番③番⑦番この4つの球が時間差はあるものの交差するのでタイミングがいいと通り抜けるし、悪ければ②番が下の短クッション真ん中あたりで止まってしまうこともある。
このラックの並びと撞点と力加減は、最近よくやっている。
とてもマスワリが良く出て気に入っている。
ラックの組み方は、9ボール攻略④ラック編を参考にしてくださいね。